山形県山菜・きのこ振興会

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きのこインターンシップ事業

きのこインターンシップ事業とは

子供の頃からきのこに親しみ、生涯にわたってきのこを食べて欲しいとの思いから、子供たちにきのこの栽培キットを配布する「きのこのインターンシップ」を開催しています。


事業内容

(1)開催時期 10月から12月頃
(2)対象 山形県内の保育園、幼稚園、小学校
(3)応募条件 1)きのこを学校で大切に育ててくれること
2)育てたきのこを美味しく食べてくれること
3)感想を当会事務局に報告してくれること
(参加費負担はありません)
(4)事業の流れ 1)きのこインターンシップへの応募
2)応募保育園等への菌床の配布
3)応募保育園等での栽培・収穫体験
4)収穫したきのこを活用したきのこの食育
5)応募保育園から山形県山菜・きのこ振興会への体験談や感想の報告
(山形県山菜・きのこ振興会HPに掲載する場合があります)
(5)募集方法 別途通知いたします

きのことの思い出
(報告レポート)

興道北部保育園
育て方で工夫したことを教えてください
  • 手作り温室カバーを作った。「きのこ」の成長速度が速くて、カバーが小さくて成長した「きのこ」がくっついて黒くなった部分があった。
  • 白カビっぽいものがでてきたため、霧吹きを中断したら、逆に干からびぎみになったものがあった。
  • 温室カバーを付けたら成長が早く、次々ととれて給食に使ったり、クッキングで子どもたちの目の前で、IHで焼いたり薪でバーベキューにしたりすることができた。
  • 「なめこ」がなかなか出ず、職員で育てることにした。
きのこの名前は何ですか?きのこは何個とれたかな?
  • ひらたけ:年長児が育てた。初めての栽培に「こんな色(青グレー)?」とイメージしているものと違ったため、驚いたがおいしかった。上から出てくると思ったが、横から出てきてしまい、袋はそのままでと教えて頂いたが、結局、袋をとったところ、横から出たものが多く、たくさん収穫できた。
  • しいたけ:年長児と2歳児で育てた。「しいたけ」の生長スピードも速く、たくさんとれた。
  • なめこ:寒さが必要ということだったが、なかなか出てこないため、職員で育て成長したものを玄関に出し、保護者にも見せた。
一番の思い出を書いてください
  • 「なめこ」に透明カバーをかけ玄関に出し、保護者にも見せたところ、多くの人が見てくださり、「なめこ?」と若い保護者の方は不思議がったり、祖父母などからは「おもしろい」と言葉を頂いた。
  • 今回、「ひらたけ」と、「なめこ」を、初めて栽培した。「ひらたけ」は大きくて色も想像と違ったため、子どもも職員も驚いたが、食べるとおいしかった。
  • 干からびたり、白カビ?ができたりもしたが、「大きくなった」と言う2歳児の反応も楽しく、けっこう収穫できて嬉しかった。

米沢こども園
育て方で工夫したことを教えてください

園児全員の目に毎日変化が見えるように、園玄関にある下駄箱の上に並べて育てました。
親御さんと一緒に必ず毎日チェックする子や、登園するなり水やりをしたがる子、食べ方を調べてくる子など、みんなできのこの成長を楽しみに見守りました。朝早く来る年長児を中心に、子どもたち同士でルールを決め、順番に水やりをしている姿が見られるようになりました。最初はとにかくたくさん水を上げたい!!という様子でしたが、次第に袋に水が溜まっていないか、表面が乾いていないかなどお互いに声をかけ世話をしている様子が見られるようになりました。
適切な栽培時期を待ちきれずになめこの袋を開封してしまったので、3週間ほど待っても成長が全く見られず、失敗したかと非常に焦りました。河村式種菌研究所さんにお聞きして水やりを続け、12月になる直前に一斉に育ち始めたときは園児・職員・おうちの方みんなで大喜びしました。

きのこの名前は何ですか?きのこは何個とれたかな?

しいたけ:開封して1週間ほどでほとんどすべてのブロックから育ち、収穫ができた。最初に収穫したものは直径5cmを超える大きさだったが、2回目の収穫では直接3cm程度の大きさの小ぶりなものが多く数量も少なくなった。
ひらたけ:灰色の傘をもち、軸はきれいな白色。開封して2週間ほど経過してから最初の収穫を行ったときには直径10cmを超える大きさのものもあった。その後一袋につき2~3回ほど収穫ができた。ひらたけを知らない父兄が非常に多く、園で育てているのを見て初めて購入したという方もいた。
なめこ:密集して育つ。最初傘は丸いが、きのこが大きくなるにつれて平たくなる。11月下旬ころ、気温が低くなると一斉に成長し始めた。一袋につき3回ほど収穫できた。

一番の思い出を書いてください

育てたきのこを数回に分けて各学年で収穫し、調理の先生に自分たちで持っていきました。(年長:ひらたけ、年中:しいたけ、年少:なめこ)あまりに大きいひらたけを収穫したときには大歓声が上がり、興奮した様子で周囲に見せ回っていました。
収穫したきのこはパスタやスープ、うどんなどで全園児にふるまわれ、結構な量でしたがみんなきれいに完食しました。家ではきのこを食べず嫌いだった子どもが園でみんなと食べたことをきっかけにきのこ好きになった、スーパーに行った際などにきのこコーナーに注目するようになった、家できのこ料理をリクエストされた、家でも栽培を始めようと思うなどなど、おうちの方からもたくさんの感想を寄せられました。
当園では食育を大切にしており、美味しい自園給食や敷地内での畑づくりを通して、食べ物への関心や健やかな心身の発達を促進することを心掛けています。きのこ作りは、食べ物に興味を持ち、季節を感じながら成長を見守り、収穫し、味わい、家庭での会話のきっかけとなるというまさに私たちが食育で目指している好循環を作り出す素晴らしい体験となりました。今回の企画により3種類のきのこを育てられたおかげで、きのこと一概に言っても色々な種類があり、色や形、感触、栽培の方法や食べ方など様々な違いがあることを子どもたち自身が観察し発見することができました。とても貴重で学び多い素晴らしい体験の機会を与えていただいて本当にありがとうございました。

ほなみ保育園

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栄保育園
育て方で工夫したことを教えてください

暖かい所より寒い所の方が育ちやすい、水は適度にあまりあげすぎないように、と教えていただき、水の調整をしながら毎日観察を楽しむことができました。
どんどんきのこが成長し、大きくなって採れる一方で、時間が経ってもなかなか育たない菌床もあり、水の量や温度、湿度を様々変えてみながら試行錯誤しました。

きのこの名前はなんですか?きのこは何度とれたかな?

しいたけとえのきを育てました。
しいたけは40数個、えのきは両手一握り分の、かさ部分が大きく長いものが収穫できました。初めて採れたしいたけは、子どもの手の平以上の大きさで、「きのこ大っきい〜!!」「このにおいわかる!」「いい香り〜」と子ども達も大きくて大量のしいたけに興味津々・大喜びでした。

一番の思い出を書いてください

一番最初にしいたけが実った時、こんな風に生長してして実がなるのだと驚きました。
そして、毎日どの位大きくなるのか採れるのか、観察が楽しみでした。
初めて収穫ができた時は、大きくて新鮮なしいたけがこんなにたくさん!!と感激しました。しいたけ・えのき共に、給食の先生が調整してくれて、しょうゆ炒めやおみそ汁、スープ、ハンバーグに入れて…など、みんなでおいしく頂くことができ、嬉しかったです。

鶴岡立りっしょう子ども園
育て方で工夫したことを教えてください
  • なるべく毎日水やりをするようにしました(き、き、きのこ♪のうたに合わせてきりふきしていておもしろかったです)。
  • 日かげで育てましたが、風通しが良かったせいかすぐ乾いてしまったので上からぬれた新聞紙やビニールをかぶせてみました。
  • 振動を与えると良いと聞いたので上からポンポン叩いたりしてみましたが、出ない株もありました。
きのこの名前はなんですか?きのこは何度とれたかな?
  • シイタケ
  • 20コくらいとれました。
  • 土日などお休み期間後はびっくりするくらい大きくなっていてみんなの顔ほどありました。
一番の思い出を書いてください

大きなきのこを収穫して、給食室へお届け!! すると、そのきのこが給食の時間にバターしょうゆでおいしく出てきてみんなで食べました!! ニガテな子も、成長過程を見たからか、食べてみる!!と食べることができました。

藤島こりす保育園
育て方で工夫したことを教えてください
  • 当番制で水やりをしたので、クラス全員が生長を見ることができた(年長クラス)。
  • 1回も出なかった(どんなことをしても)(年長クラス)。
  • 小ぶりだったため、大きくなるかと待っていたが、大きくならず、硬くなってしまい収穫時期に悩んだ(年中クラス)。
  • 1度目は出たが、2回目は出なかった(6個中5個。1個は一度も出ず)。
きのこの名前はなんですか?きのこは何度とれたかな?
  • 大きめしいたけ
  • 赤ちゃんしいたけ
  • ふわふわの感触
  • しいたけのにおい
  • しいたけ5つ(大-3、小-2)
  • しいたけ13個(大-5、小-7)
一番の思い出を書いてください
  • しいたけが生えてきて、子ども達の目が輝いていたことや、収穫して食べたこと(焼きしいたけ)を嬉しそうに教えてくれた子もいた(年中クラス)。
  • 干ししいたけにした。数が少なかったため、全員にいきとどかず残念だった(年長クラス)。
  • 成長の早さにびっくりしていた(年中クラス)。
  • きのこの生長を毎日、ドキドキ観察していた(全長クラス)。

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