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山形県きのこ料理コンクール
受賞作品レシピ

令和6年度山形県きのこ料理コンクール優秀賞

秋冷
~秋の旨味を一皿に~

佐藤 徹平さん(山辺高等学校)

材料(4人分)
しいたけ 2枚
えのきたけ 1/3株
まいたけ 20g
鶏ささみ 30g
いんげん豆 3本
人参 40g
粉寒天 4g
400g
昆布 3g
かつお節 5g
しょうゆ 15g
砂糖 3g
生姜 5g
青じそ 4枚
ミョウガ 1本
食用菊 少々
2g
計:400円
作り方
  1. 昆布と水を火にかけ、沸く前に取り出す。かつお節を入れて火を止め、布でこして出汁を取る。
  2. 鶏ささみはスジをとって千切りにする。塩を入れたお湯でいんげん豆を下茹でし、両端をおとす。皮をむいた人参を千切りにする。
    えのきたけは石づきをとって1本ずつにほぐす。しいたけの石づきを落とし、軸と傘を千切りにする。
  3. 鍋に出汁と寒天を加え、木べらで煮立てて溶かす。2としょうゆと砂糖を加えてさっと煮る。
  4. 火を止めて氷水で粗熱をとり、少しとろみがつくまで冷ます。OPPシートをしいた型に流して冷蔵庫で冷やし固める。
  5. 生姜の皮をむいておろす。青じそを洗い、千切りにする。ミョウガを千切りにして水にさらしてしぼる。
  6. 冷やした4を型から外し、生姜、ミョウガ、青じそ、菊を飾って完成。
料理のポイント

人参、さやえんどうで彩りを出しつつ、3種のきのこの味と出汁を楽しめるテリーヌのようなものです。きのこのグアニル酸、昆布のグルタミン酸、かつお節のイノシン酸を組み合わせることで旨味を強く感じられ、薬味で爽やかに食べられます。目も舌も楽しく、冷たい副菜としても、凝ったお茶うけとしても使える一品。

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