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山形県きのこ料理コンクール

「令和5年度山形県きのこ料理コンクール」受賞者の紹介

2024.01.05

山形県きのこ料理コンクール

山形県きのこ料理コンクール

山形県きのこ料理コンクール

令和5年12月9日(土)、天童市中部公民館にて山形県山菜・きのこ振興会が主催する「山形県きのこ料理コンクール」を開催しました。
コンクールには61点の応募があり、書類による1次審査を通過した5名のうち4名から実際に調理をしていただき、最終審査を行いました。
3名の審査委員の皆様から、味覚、独創性、普及性などの観点から審査をしていただいた結果、小嶋寿那さん(山辺高等学校)の「プリプリきのこのミルフィーユ焼き」が最優秀賞(山形県知事賞)を受賞しました。
小嶋さんは、令和6年3月に開催される日本特用林産振興会主催の「きのこ料理コンクール全国大会」に山形県代表として推薦されます。みなさんも受賞レシピを参考に、県産きのこを使った料理をお楽しみください!

<コンクール結果>
最優秀賞:
・「プリプリきのこのミルフィーユ焼き」
 小嶋寿那さん(山辺高等学校)

優秀賞:
・「かぼちゃとクリームチーズのマッシュルームタルト」
 井上 紘さん(山辺高等学校)
・「スーパーきのこ!きのこゴロゴロ肉まん」
 星川 遥香さん(山辺高等学校)
・「秋香るきのこのプルプルゼリー」
 髙橋 紬さん(酒田光陵高等学校)
・「フワフワ食感のキノコロール」
 佐久間 秋さん(加茂水産高等学校)

<審査員>
・山菜料理 出羽屋 女将 佐藤明美 様
・山形県農林水産部森林ノミクス推進課長 福井克 様
・山形県山菜・きのこ振興会 代表幹事 齋藤潔 様

受賞者作品・レシピ

最優秀賞

山形県きのこ料理コンクール

プリプリきのこのミルフィーユ焼き

小嶋 寿那さん(山辺高等学校)

<材料(4人分)>
しいたけ…60g(4個分)/ジャガイモ…200g/ローズマリー…1g/コンソメ…3g/ 薄力粉…大さじ1/卵A…1/2個/塩…適量/むきエビ…120g/片栗粉…大さじ1/ 酒…小さじ2/しょうゆ…大さじ1/こしょう…適量/卵B…1/2個/パン粉…適量/バジルソース…適量/トマト(ミニ)…4個
計:1,100円

<作り方>

  • ①2つのしいたけは少し軸を残して切り落とし、残りのしいたけは5mm角のみじん切りにする。
  • ②ローズマリーをみじん切りにし、卵Aを溶いておく。
  • ③ジャガイモの皮をむいて1cm幅のいちょう切りにし、電子レンジ500wで4分30秒程加熱して柔らかくする。
  • ④ジャガイモをマッシャーで潰し、ローズマリー、コンソメ、卵A、薄力粉、塩を加えてよく混ぜる。
  • ⑤むきエビをたたいてボウルに移し、みじん切りのしいたけ、片栗粉、酒、しょうゆ、こしょうを加えて混ぜる。
  • ⑥流し缶にクッシングシートを敷いて、たたいたエビ、④のマッシュポテトを半分までいれて、しいたけを並べ、残りのマッシュポテトをのせてならす。
  • ⑦表面に溶いた卵を塗り、パン粉をかけて 200℃のオーブンで15分焼く。
  • ⑧皿にバジルソースを塗り、切り分けて、飾り切りしたトマトを添える。

<料理のポイント>
きのこの食感を残しつつ、マッシュポテトのもっちりとした2つの食感を出したことが特徴です。

優秀賞

山形県きのこ料理コンクール

かぼちゃとクリームチーズのマッシュルームタルト

井上 紘さん(山辺高等学校)

<材料(4人分)>
舟形マッシュルーム(大きめのもの)…12個/まいたけ…70g(うち20gは付け合わせ用)/えのき…8g(付け合わせ用)/かぼちゃ…140g/クリームチーズ…44g/ ほうれん草…60g(うち20gは付け合わせ用)/レモン汁…6g/レモン(飾り)…24g/塩…2g/こしょう…2g/砂糖…5g/卵黄…10g/バター…20g/小麦粉…10g
計:1,500円 

<作り方>

  • ①マッシュルームの軸を外しておく。
  • ②かぼちゃを一口大に切り、ゆでて柔らかくなったらこして、クリームチーズ、バター、塩、 こしょう、レモン汁、砂糖を合わせる。
  • ③ほうれん草を塩ゆでして水気をきり、1.5cm幅でカットして②に加える。(付け合わせ用は取り分けておく)
  • ④まいたけとえのきを素揚げにして油をきる。まいたけは付け合わせ用以外を粗みじん切りにして③に加える。
  • ⑤①で取ったマッシュルームの軸もみじん切りにして④に加える。
  • ⑥マッシュルームに小麦粉をふるい、⑤をしぼる。
  • ⑦⑥に卵黄をぬり、200℃に予熱したオーブンで5~10分焼く。マッシュルームが乾燥しないように時々オリーブオイルをぬりながら加熱する。
  • ⑧盛り付ける。

<料理のポイント>
フレッシュでも食べられて、香りも強く、味の濃いマッシュルームを使用しました。
まいたけの香りとうま味、クリームチーズの風味・酸味、カボチャの甘みが口の中でとても心地良いです。
かぼちゃとクリームチーズのクリームを多めに入れるようにするとより美味しいです。

優秀賞

山形県きのこ料理コンクール

スーパーきのこ!きのこゴロゴロ肉まん

星川 遥香さん(山辺高等学校)

<材料(4人分)>
しいたけ…1個/えのき…30g/エリンギ…50g/しめじ…30g/玉ねぎ…50g/ひき肉…100g/酒…大さじ1/しょうゆ…大さじ2/ごま油…大さじ1
【A】薄力粉…170g/強力粉…50g/ベーキングパウダー…小さじ1と1/2/水…60g/ごま油…小さじ1/砂糖…30g/牛乳…40g/塩…少々
計:500円

<作り方>

  • ①【A】で生地を作る。なめらかになるまでこねて、20分休ませる。
  • ②玉ねぎ、しいたけ、えのき、しめじをみじん切りにする。エリンギを1cm角に切る。
  • ③玉ねぎをレンジで1分半チンする。きのこ、肉、調味料とあわせ、こねる。
  • ④生地を30gとり、赤色に着色する。4等分する。また残りの生地を4等分し、肉だねを包む。
  • ⑤赤の生地を薄くのばし、穴を5つくらいあけて肉まんにかぶせる。
  • ⑥15分蒸す。

<料理のポイント>
見た目からも具材からもきのこを感じられるようにしました。エリンギを1cm角にすることでタケノコの代わりにゴロっと食感が残るようにしました。

優秀賞

山形県きのこ料理コンクール

秋香るきのこのプルプルゼリー

髙橋 紬さん(酒田光陵高等学校)

<材料(4人分)>
しいたけ…2個/白きくらげ…30g/まいたけ…30g/鶏胸肉…150g/卵…1個/にんじん…1/2個/たけのこの水煮…50g/三つ葉…適量/寒天粉…4g/しょうゆ…小さじ1/塩…小さじ1/だし…1パック/水…500㎖/しょうが…適量/柿…1/2個/粉チーズ…適量
計:1,000円 

<作り方>

  • ①にんじんを花形に型抜きし、鶏胸肉を食べやすい大きさに切る。
  • ②にんじん、鶏胸肉をゆで、三つ葉はさっとゆでる。
  • ③きのこ類とたけのこを食べやすい大きさにする(しいたけは薄切り)。
  • ④だし汁を作り、塩、しょうゆ、しょうがで味付けをする。少し薄めに。
  • ⑤だし汁にきのこを入れ中火で煮る。
  • ⑥④に鶏胸肉と にんじん、たけのこを加える。
  • ⑦火を止め、人肌ぐらいまで冷ます。
  • ⑧熱を冷ましたら寒天粉を加える。
  • ⑨型に流し込み、氷水を張ったバットに入れ、冷やし固める。
  • ⑩柿をフードプロセッサーでソース状にし、粉チーズを加え、塩で味を調える。
  • ⑪盛り付けて完成。

<料理のポイント>
見た目も楽しく、味も美味しい、旬を生かしたレシピを考えました。きのこの香りとプルプルの食感が特徴です。

優秀賞

山形県きのこ料理コンクール

フワフワ食感のキノコロール

佐久間 秋さん(加茂水産高等学校)

<材料(4人分)>
まいたけ…1/2パック/ぶなしめじ…1/2パック/えのき…1/2パック/干ししいたけ…4枚/塩たら…2切れ/はんぺん…2枚/にんじん…1/2本/キャベツの葉…6枚/パプリカ(赤黄)…1/4ずつ/片栗粉…大さじ3/パン粉…大さじ2/コンソメスープの素…3個/玉ねぎ…1/2個/水…カップ5 /塩、こしょう…少々
計:950円

<作り方>

  • ①たらの皮と骨を取り除き、粗みじん切りにする。
  • ②干ししいたけは水でもどしておく。(もどし汁は捨てずにとっておく。)
  • ③各きのこの半分と玉ねぎ、にんじんはみじん切りにする。
  • ④ボウルに①と③を入れ、さらにはんぺん、パン粉、片栗粉と塩コショウを加えてよく混ぜ合わせる。
  • ⑤キャベツは電子レンジで約3分加熱し、芯の部分は取り除き、みじん切りにして④と合わせておく。
  • ⑥⑤に④を乗せてキャベツで包み、巻き終わりを爪楊枝で止める。
  • ⑦鍋に水としいたけのもどし汁を入れ、沸騰したら⑥と残りのきのことパプリカを入れて、コンソメスープの素を加えて約15分煮る。
  • ⑧皿に盛り付ける。

<料理のポイント>
ロールキャベツの具にきのこと魚を合わせてみました。はんぺんと片栗粉も加えたことでフワフワの食感に仕上がりました。水産高校なので魚も使ってみようと思い、このレシピを考えました。初めて食べた時は予想以上のおいしさにビックリしました。

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